警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(18、19日単位・レベル2)
犯罪に新たな形態
【治安うんちく】
凶悪犯、粗暴犯、窃盗犯、知能犯など今年5月までの刑法犯認知件数が前年同期より4万4487件減少しているが、最も減らしたのは大阪の-8151件だったことが警察庁のまとめで分かった。
大阪がぬきんじているが次ぎが東京で-3729件、さらに福岡が-3387件、愛知が-3338件、兵庫が-2655件と続いた。
この結果、認知件数のランキングでは東京の5万9056件を頭に大阪5万3311件、愛知3万0845件、埼玉2万8762件、千葉2万5085件の順。
全国平均30.4%の検挙率で最も高かったのが秋田の63.0%。次いで山形の62.2%、島根の55.5%、岩手の45.8%、群馬の45.4%だった。
一方、低かったのは残念ながら大阪の16.6%。以下、京都の22.3%、埼玉の22.5%、兵庫の25.1%、千葉の26.3%の順となっている。
インターネットの普及や科学技術の進歩の速度、グローバル化の拡大、世界市場の急激な成長など犯罪を取り巻く環境は厳しく変化。合わせて匿名性という新たな形態を利用した犯罪が多くなっており、犯罪抑止の戦いは困難を極めている。
東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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