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2015年5月 9日 (土)

服金で大量ブランド品、園長室に鍵かけ保管(9日)読売

大阪府高槻市の私立保育園(園児約160人)の女性元園長(62)(4月15日付で懲戒解雇)が在職中、少なくとも4900万円の運営費を着服した問題で、元園長が運営費を流用していた私的な買い物の詳細が、園関係者への取材でわかった。
 2006年頃から領収証を改ざんするなどして購入費を捻出。大量の品々は「自宅に持ち帰ると夫に叱られる」と園長室に鍵をかけて保管していた。
■手当たり次第
 園関係者によると、元園長は「高級ブランドの装飾品や化粧品などを手当たり次第に買った」と説明。園側が調べたところ、ブランドはグッチやアルマーニが多いことが判明。園長室には、クリスタルのトップブランド「バカラ」のグラス3点や、10万円のウイスキー、きり箱入りの純米吟醸の日本酒などもあった。
 このほか、十数万~数万円の絵画15、16点も。中には、仏教美術のテーマになることが多い「風神雷神」の絵があり、園関係者は「キリスト教系の園に無関係であることは明らかで、元園長が購入したとしか考えられない」と話す。
 また、園とは無関係の自動車整備業者の領収証もあり、園側は、元園長が自身や家族の車の整備代を園に回していたとみている。
■自室代わり
 流用の手口は、大半が領収証の改ざんだ。例えば、保育用品などを購入した額面「5万5000円」の領収証に、「5」という数字を書き足して「55万5000円」に変え、50万円を作り出す方法だった。
 園の規則では、決裁権者が園長で、会計責任者と出納職員を別に置くことになっているが、元園長は実質的にすべてを兼務し、通帳や印鑑も管理。領収証に書き加えられた数字は、理由は不明だが、「5」と「6」が多く、改ざんのほか、私的物品の購入時に園宛ての領収証を書かせていたこともわかったという。
 元園長は1979年から保育士として勤務。園長になった2年後の06年頃から「衝動的に買い物がしたくなる気持ちを止められなかった」と説明。「園長室を自分の部屋代わりにしていた」とも言い、保育士らとは別室で会っていた。
 園は13年度、園児数などで決まる運営費など約1億7000万円を市などから受給。3月に内部告発を受けて調べたのは08年以降の分で、流用額は膨らむ可能性がある。元園長は4500万円を返金したが園側は刑事告訴を検討している。

2015年05月08日 17時49分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

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