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2015年5月 4日 (月)

三重県内、自動車犯罪再び活発化 車上狙い、自動車盗増加(4日)共同

県内で自動車を狙った盗難の被害が活発化している。刑法犯全体の認知件数が減少傾向にある中、今年は三月末現在で北勢や中勢地区を中心に三百七十三件(前年同期比十七件増)の車上狙いによる被害が発生。春の大型連休に伴い、自動車で各地を行楽に出掛ける機会も増えることから、県警では十分な注意や警戒を呼び掛けている。(県警・小林哲也)
 県警捜査三課や生活安全企画課によると、昨年一年間の県内の刑法犯全体の認知件数は一万七千五百五十件(前年比二千百七十六件減)。このうち、車上狙いの認知件数は千三百三十六件(前年比二百八十件減)で、検挙率は25・3%(同8・7%増)、自動車盗は四百二十五件(同百二十五件減)で、検挙率は55%(同26%増)と、認知件数に反比例して検挙数は上がっており、どちらかといえば沈静化傾向にあった。
 しかし今年に入り、車内の金品などを盗む車上狙いが桑名や松阪、津など北中勢を中心に微増。自動車本体を狙う自動車盗の認知件数についても、鈴鹿や四日市などを中心に三月末現在で九十件(同二十件増)発生するなど、再び活発化の兆しを見せている。
 車上狙いのうち、無施錠を除く約六割の犯行は、何らかの方法で窓ガラスを割る「たたき割り」の手口が取られている。四月二十四日深夜から未明にかけて津市内で発生した、車両五台が被害に遭った連続車上狙い事件も、大半がこの手口によるものだった。
 捜査関係者などによると、通行車両や人通りが少なく、街灯など照明施設や監視カメラといった犯行を抑止する設備がないことに加え、道路に面した駐車場など不特定多数が出入りしやすい場所が被害箇所の多くに共通している。
 閉店後のパチンコ店や家電量販店など大型店舗駐車場のほか、マンションやアパートの駐車場、また幼稚園や保育園の送り迎えや墓参りなどに狙いを定めて、車から離れたほんの少しの隙を待ち伏せて犯行に及ぶ犯罪者もいるという。「慣れてれば犯行に五分もいらない」(捜査関係者)。
 カー用品販売大手「オートバックスセブン」(本社・東京都江東区)によると、防犯グッズの価格帯は数千円から十万円前後で、中でも「簡易セキュリティ」と呼ばれる自動車設置型の一万円前後の商品が最近人気を集めているという。
 簡易セキュリティは、自動車のダッシュボード上などに設置し、衝撃や車体の傾き、不正なエンジン動作などを検知して、専用サイレンやハザードランプで警告する。このほか激しい光の点滅で犯行を威嚇する数千円前後の「ダミーセキュリティ」、簡易セキュリティよりも誤作動が少なく、専用キーを通じて遠隔で所有者に異常を知らせたり、ドライブレコーダーと連動して犯行を録画する五―十万円前後の商品もある。
 同社IR広報部担当の鈴木政和さんは、「一時期はカーナビなど車載器を狙った被害の声が多かったが、認証コードの導入などで減っている。むしろ近年は、ヘッドライト周辺など、より簡易な部品盗難の相談をよく聞く」と話した。
 被害に遭った場合でも、盗品がリサイクルショップやインターネット上のオークションサイトなどで転売される可能性を考え、日ごろから持ち物の特徴や製造番号などを正確に把握しておくのも重要だ。
 三重をはじめ四管区十三府県で百六十回にわたり車上狙いを重ねて約千百万円の金品を盗み、昨年八月に四日市南署で逮捕された二人組の男の場合では、約四十件分の盗品が持ち主に返却されたという。
 被害額が少額だったとしても、被害者にとっては金銭的価値には換えることのできない思い出が詰まった品々であるケースも少なくない。愛車の窓ガラスを割られるだけでも精神的被害は計り知れず、被害を未然に防ぐことが最重要だ。捜査関係者は「防犯対策で一番効果が大きいのは車内に物を置かないこと。なるべく車内は整然としておいて」と呼び掛けている。

2010_0123_11120247newslogo1_2http://www.47news.jp/news/2015/05/post_20150504111707.html

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