ストーカー再犯リスク 3か月の治療で低減傾向(2日)NHK
ストーカー被害の相談や通報が去年、2万2000件余りと過去最多となるなか、加害者側の治療を支援する民間団体のカウンセリングなど3か月間の治療で、ストーカー行為に及ぶ危険性が低くなる傾向があったことが分かりました。警察庁は効果的な治療や対策について、さらに調査を進めています。
警察庁はストーカーの加害者への精神的な治療の効果について、精神科医などで作る検討会で研究を進めていて、このほど加害者対策の先進事例などを報告書にまとめました。
その1つが、一般社団法人「男女問題解決支援センター」の取り組みで、この団体がカウンセリングを行った55人について分析したところ、およそ3か月間、平均10回のカウンセリングなどの治療で、ストーカー行為に及ぶ危険性が低くなる傾向があったことが分かりました。
ストーカーに及ぶリスクを3つに分類し、被害者の早急な保護が必要な最もリスクの高い人は、治療前は6%いたのが治療後はゼロになり、被害者の安全確保など優先的な対応が必要とされる中程度のリスクの人は、治療前の31%が、19%に減少したということです。
リスクが減少したケースでは、被害者に攻撃を加えるのが当然だという態度が改善し、自分の気持ちを話すこともできるようになったということです。
ただ、この団体の治療につなごうと、警察が加害者に案内を配布したところ、2割近くは「自分には必要ない」と拒否していて、治療に結びつけるまでに課題があるということです。
警察庁は効果的な治療や対策について、さらに調査を進めています。
その1つが、一般社団法人「男女問題解決支援センター」の取り組みで、この団体がカウンセリングを行った55人について分析したところ、およそ3か月間、平均10回のカウンセリングなどの治療で、ストーカー行為に及ぶ危険性が低くなる傾向があったことが分かりました。
ストーカーに及ぶリスクを3つに分類し、被害者の早急な保護が必要な最もリスクの高い人は、治療前は6%いたのが治療後はゼロになり、被害者の安全確保など優先的な対応が必要とされる中程度のリスクの人は、治療前の31%が、19%に減少したということです。
リスクが減少したケースでは、被害者に攻撃を加えるのが当然だという態度が改善し、自分の気持ちを話すこともできるようになったということです。
ただ、この団体の治療につなごうと、警察が加害者に案内を配布したところ、2割近くは「自分には必要ない」と拒否していて、治療に結びつけるまでに課題があるということです。
警察庁は効果的な治療や対策について、さらに調査を進めています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150502/k10010068181000.html
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