警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(26、27日単位・レベル)
ひったくり検挙率落ちる
【治安うんちく】
今月10日に横浜市の路上で35歳の女性から現金などをひったくった44歳の男が警視庁に逮捕された。50件、700万円にのぼる余罪があると見られている。ところが今年に入って街頭犯罪のひったくり事犯の検挙率が落ちている。
警察庁によると今年4月までの認知件数は1658件で前年同期に比べて426件の減。ところが検挙率は前年同期より18.0ポイントも落ちて43.7%に留まっている。
認知件数の多かったのは大阪で426件。以下、東京の232件、神奈川の165件、兵庫の145件、愛知の123件の順。
問題の検挙率で高かったのは岩手の300%を筆頭に東京の120%、宮城の75%、神奈川の68.5%、秋田の66.7%など。
全体の検挙率を下げたのは愛知の4.1%、福岡の10.3%、京都の11.8%、岐阜の20.0%、愛媛の21.1%などだが、このほかに発生は数件と少ないものの検挙件数0のところがあった。福島、栃木、長野、徳島などで、下半期に期待したい。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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