警視庁管内体感治安レベル3
首都東京体感治安(23、24日単位・レベル)
運動期間中の事故減少
【治安うんちく】
今年の全国交通安全運動(5月11日~20日)期間中の死者は95人で前年と同数で過去10年間で最も低いことが警察庁のまとめで分かった。
死者数のうち運動の重点項目である「子供と高齢者の交通事故防止」にかかわるところの子供の死者は3人で前年同期と同数。高齢者は46人で13人減少した。
年齢別では75歳以上が29人で全体の30.5%を占め、65歳以上の46人は48.4%と半数近くになっている。
県別の死者数で最も多かったのは兵庫の8人。以下北海道、埼玉、神奈川が各6人、大阪が5人と続いた。
事故発生件数は1万5043件で前年同期に比べて124件の減少。
ワースト5は大阪の1307件、愛知の1079件、福岡の1004件、静岡の886件、東京の880件だった。
全体的に見て16歳から24歳の若者による死亡事故が増加傾向にあることが気がかりである。
【事件】24日未明、東京・足立区のコンビニでナイフのようなものを持った男が店員の男性を脅し、現金およそ16万円を奪って逃走している。
23日には東京・品川区でマンションの部屋に中国人留学生の男が外壁をよじ登って侵入し、交際相手の女性と両親を刃物で刺し、父親が殺害される事件。22日夜には、葛飾区のスーパーで、23歳の男性が包丁で切り付けられ重傷を負う事件があった。この2件はいずれも犯人が逮捕されているが、なんとなく体感的に不安を感じる。
首都東京体感治安は「レベル3(イエロー)」とする。
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