警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(18、19日単位・レベル)
20代の自殺率が高まる
【治安うんちく】 警察庁がまとめた今年4月までの全国の自殺者数は8147人。男性が5712人、女性が2435人だった。
最も多かったのは東京の817人。以下、神奈川の479人、埼玉の441人、愛知の436人、大阪の413人と続き、相変わらず首都圏が多い。
4月初めには茨城県石岡市の林道に止めてあった車の中で、東京に住む27歳の女性と22歳の男性会社員など男女3人が自殺。三重県四日市市の住宅では、親子の遺体が見つかり、部屋からは「介護に疲れた」などと書かれた遺書が残されていた。
内閣府などによると平成10年の自殺者数は3万2863人に急増し、15年には過去最多の3万4427人に達したがその後は徐々に減少している。
平成25年のデータによると年齢階級別の自殺死亡率の推移では、全体的には20歳代で自殺死亡率が高まる傾向にあるのに対し、40歳代以上では低下傾向にあるという。
世界的にみると2012年のWHOの数字になるが自殺率(人口10万人当たりの自殺者数)の世界一は北朝鮮の39.5。以下韓国の36.6、ガイアナの34.8と続き、日本は23.1で9位だった。
「いつもの笑顔 見えかくれ 気になる あなたのハートサイン」
これは平成24年に尾道市で実施した自殺防止の標語の最優秀作品だ。
東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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