警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(15、16日単位・レベル)
山岳遭難最悪
【治安うんちく】
今年の大型連休中の5月3日、好天に恵まれた事もあり、北アルプス前穂高岳で女性2人が落石を受けて1人が死亡。燕岳では登山中に倒れた男性が搬送先の病院で死亡。そのほかにも北アルプス硫黄岳や南アルプス仙丈ケ岳、下伊那郡阿智村の神坂山でそれぞれ1人が骨折のけがをするなど、山岳遭難が多かった。
警察庁によると春の連休(4月25日~5月6日)期間の山岳遭難は173件発生。前年に比べて18件の増。遭難者数は208人で同7人の増。死者は24人で2人も増えた。いずれも過去5年間で最悪の数字となった。
これに対して日本の警察は期間中に958人の山岳警備隊員を投入。ヘリコプターも66回出動するなどの対応に追われた。
登山はしっかりした経験者を伴い、天気の状況を把握するなど緻密な計画を立てることだが、近年は天候の急変などもあり、難しくなっている。安易な登山だけは止めてほしい。
都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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