警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(4,5日単位・レベル)
「忍び込み」が増加
【治安うんちく】 在宅なのにもかかわらず、就寝時などに住宅に侵入して金品を盗む「忍び込み」が多くなっている。
忍び込みは古く江戸時代からあった伝説の大泥棒。富豪の邸宅に忍び込み、金品を盗んで貧しい人に配る義賊で、世間には「鼠小僧」として知られている。
ドロボウで最も多いのは不在時に侵入する「空き巣」だが、忍び込みで怖いのは、不審に気づかれると居直り強盗になる危険性もあるから始末におえない。
警察庁によると今年3月までの窃盗犯の認知件数は18万5484件で前年同期より1万6961件も減るなど、依然として減少傾向が続いている。
非侵入盗で最も多いのは万引で2万9364件だが、それでも628件減少。車上狙いに至っては認知が1万5558件で3614件も減らしているから、各県警の抑止策が功を奏しているのだろう。
侵入盗も2万0561件で1816件も減らしたが、空き巣の中の「忍び込み」は2590件で102件も増加した。
侵入盗で最も発生が多いのは愛知の2021件。以下、東京の1771件、千葉の1420件、大阪の1391件、福岡の1309の順だった。
ドロボウの中には4階や5階からでも侵入するプロもいます。「家族がいるから大丈夫ではなく、全ての部屋に鍵をかけましょう」
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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