警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(9、10日単位・レベル)
警察をなめるな!
【治安うんちく】 世界遺産の京都市の二条城や奈良県の金峯山寺などで国宝の建物や仏像に油のような液体がかけられる事件など罰当たりな件が相次いでいるが、今度は茨城県の鹿島神宮の国重要文化財の拝殿など9つの建物で液体をかけられた跡が確認された。茨城県警は器物損壊容疑で捜査している。
奈良県では金峯山寺のほか東南院、橿原市の久米寺も被害に遭っている。金峯山寺は重要文化財の木造蔵王権現立像など4カ所のほか、東南院は2カ所、久米寺では金剛力士像など10カ所に及ぶという。
愉快犯という犯罪がある。社会を恐慌におとしめて、慌てふためく様を見て喜ぶ行為を言う。古くは日本中を震撼させた昭和59年のグリコ・森永事件があるほか最近ではインターネットの掲示板に殺人予告を書き込むなどしてストレス発散を目的にする犯罪もある。始末に負えないのが模倣犯だ。
茨城県警が捜査している「器物損壊罪」。
警察庁によると器物損壊のことし2月までの認知件数は1万7031件。問題は検挙率で、今年に入っては9.2%だ。この数字は刑法犯の中では自転車盗の5.7%や仮睡者狙いの6.8%、脱衣場狙いの7.4%に次ぐ低いものだ。
今回の事件の多くは国重要文化財などに指定されており、文化財保護法違反での捜査もある。同法の第195条では五年以下の懲役若しくは禁錮又は三十万円以下の罰金に処せられる。
同法適用の統計はないが、手法的には器物損壊同様の捜査で極めて難しい。そこで威力を発揮するのはやはり防犯カメラだ。各県警は情報交換や連携を蜜にして検挙に全力をあげてほしい。
文化庁によると、こうした被害は今年2月以降、少なくとも1府3県で計20件に上り、被害は全国に拡大しているという。
東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【判定方式】
刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であり、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦しました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100~80
レベル4 治安の悪化 ポイント 79~60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59~40
レベル2 治安悪化の兆し
ポイント39~20
レベル1 平穏 ポイント 19以下
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