« 山形・山寺でも液体の染み 重要文化財に被害(30日)共同 | トップページ | 2段階右折で摘発ミス ミニバイク187人、福岡県警(30日)産経 »

2015年4月30日 (木)

オウム元信者・高橋被告に無期懲役…東京地裁(30日)読売

 地下鉄サリン事件などオウム真理教による四つの事件で殺人罪などに問われた元信者・高橋克也被告(57)の裁判員裁判で、東京地裁(中里智美裁判長)は30日、求刑通り無期懲役の判決を言い渡した。被告側は起訴事実を全面的に否認したが、判決は起訴された罪をすべて認定。「人命軽視の態度は甚だしい。世間を震撼させる事件を起こしながら約17年も逃亡し、反省の様子もうかがえず、更生の兆しは見いだせない」と述べた。
 死者13人、負傷者6000人超を出した1995年3月の地下鉄サリン事件が裁判員裁判で審理されたのは初めてで、2011年にいったん終結した後、高橋被告らの逮捕で再開されたオウム裁判の1審判決はこれで出そろった。
 高橋被告は同事件で、散布役を駅まで送迎。公判では、「事前にサリンをまくとの説明はなく、計画を知らなかった」と殺意や共謀を否定していた。
 判決は、事件前日に犯行メンバーが集まった場で「サリン」との発言が出たことを複数の死刑囚らが否定したと指摘。「まくのがサリンだという認識が被告にあったかは合理的な疑いが残る」とした。
 一方で、犯行後に被告が毒物の影響を気にする言動をしていた点に着目し、「人を死亡させる危険性の高い毒物をまくことは認識していた」と認定。殺意や共謀があったと判断した。そして、教祖の松本智津夫死刑囚(60)の指示の下、従属的な立場で犯行に関わった点などを考慮しても「刑事責任は有期刑の範囲に収まらない」と結論づけた。
 地下鉄サリン事件では、首謀者の松本死刑囚ら教団元幹部10人の死刑、4人の無期懲役が確定している。

2015年04月30日 21時06分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

« 山形・山寺でも液体の染み 重要文化財に被害(30日)共同 | トップページ | 2段階右折で摘発ミス ミニバイク187人、福岡県警(30日)産経 »

裁判」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 山形・山寺でも液体の染み 重要文化財に被害(30日)共同 | トップページ | 2段階右折で摘発ミス ミニバイク187人、福岡県警(30日)産経 »