警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(27、28日単位・レベル)
暴力団の抑止効果?
【治安うんちく】
警察VS暴力団の戦いが続いていた北九州市-全国で唯一、特定危険指定暴力団に指定されている工藤会のトップの立場にいた幹部が福岡県警に殺人容疑で逮捕された。
県警は昨年9月以降、トップ以下の4人を逮捕するなど組織壊滅に向けた取締まりを続けている。
警察庁によると今年3月まで全国の警察が刑法犯で検挙して件数は5141件で前年同期と比べて454件減少した。検挙人員も2477人で335人減った。
内訳は刑法犯の窃盗の検挙で328件も少ない2852件。人員も79人減の381人。特別法犯の検挙件数は223件減の2225件。人員は163人減の1596人。なかでも検挙件数が多かった覚せい剤取締法違反が92件も少なく1501件。人員も66人少ない997人。
暴力団の統計は、認知件数の数字が無いので「事件が減った」とは言えない。検挙件数と検挙人員の減少は取り締まりの強化が影響して暴力団側が巧妙化したのかあるいは地下に潜ったのかも分析できない。
かと言って捜査が鈍ったとは思えない。やはり事件数が少ないから検挙も少ないと解釈すれば、「徹底検挙」の抑止効果は大きいことになるのだが…
都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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