警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(26、27日単位・レベル)
ベトナム人の犯罪増加
【治安うんちく】
来日外国人の刑法犯検挙人員が増えていることが警察庁のまとめで分かった。ここ最近では30歳のタイ人女性が福岡空港で覚醒剤1.2㌔を密輸したとして逮捕されたほか、米国から大麻草を密輸したプロバスケットボールの選手が長野県警に逮捕されている。
平成26年の来日外国人刑法犯検挙件数は、1万5215件で前年に比べて204件の減少。しかし検挙人員は1万0689人で同805人増加したことが警察庁のまとめで分かった。
問題は特別法犯の検挙件数が5551件、検挙人員が4802人で806件、638人といずれも増加している。入管法違反が前年より623件増え3855件。検挙人員も549人増加して3374人となったのが要因。
刑法犯を国別でみると最も検挙件数が多いのは中国人で5509件。検挙人員は4382人で全検挙件数のうちの36.2%を占めた。件数ではベトナムが2488件。ブラジル1619件、韓国934件、フイリピン958件と続いた。
検挙人員では2位がやはりベトナム人で1548人。以下、フィリピン人803人、韓国人796人、ブラジル人482人の順だが、5年前と比較して中国やブラジルが60%以上も減少しているのにベトナム人が35%も増え、検挙件数、人員とも中国に次いでいる。
ちなみに26年6月末現在の外国人数は中国が41.4%に当たる42万7248人。以下、フィリピン9万6068人、韓国・朝鮮8万1101人。ベトナム7万1977人。ブラジル6万3994人となっている。
一方、法務省によると、今年1月1日現在の外国人不法残留者は6万人を超え、前年より946人増えているという。技能実習制度で来日した外国人が実習先を抜けだして国内にとどまるケースなどが急増しているのが要因と見ている。「お持てなし」もいいが、「おひと良し」は困りますねぇ~
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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