警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(2、3日単位・レベル)
横暴な自転車なんて…
【治安うんちく】
先月末、北海道岩見沢市の道道で、68歳の男性が運転する乗用車が道路脇の案内板に衝突。この事故を見ようとして近づいた71歳の男性が、突然動いた車にはねられ、男性2人が死亡する事故があった。
警察庁によると平成26年に全国で発生した交通事故は57万3842件で前年に比べて5万5179件の減少。死者数は4113人で260人減った。
発生の年間推移を見ると、昭和23年の統計開始以来では平成16年が最も多く95万2709件。昨年は過去10年間で最低の数字となった。
死者数は昭和45年には1万6765人だったが、26年の4113人は平成に入って最も低かった。人口10万人当たりの死者数を年齢別でみると30代が最も少なくなっている。
最近、特に問題となっているのは自転車による死亡事故。保険に入っている場合が少なく、相手に対する保証金に苦慮する人が多くなっているという。
その自転車による死傷者数は10万8538人。どんな時に事故が起きているのかを見ると、違反がなくても死亡したり不詳したのは3万8551人もいる。
違反の内容では安全不確認による死傷者は2万4816人もあった。動静不注視などの法令違反も含めて減少傾向にあるがなぜか徐行違反だけが多くなっている。
交通量の少ない交差点では一時停止どころか、徐行もしないで走り抜ける御仁を見かける。腹が立つのはぶつかりそうになっても素知らぬ顔で去っていく横暴者だ。時には「あんな者は死んでしまえ」と思う時さえある。
東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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