警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(14、15日単位・レベル)
減り続ける刑法犯
【治安うんちく】
全国の刑法犯の認知件数が依然として減り続けている。検挙率も上向きにあり、治安は良い方向に向かっているようだ。
警察庁によると今年2月までの刑法犯認知件数は16万2257件で前年同期に比べて1万1775件、6.8%も減少した。検挙率は32.1%で同1.9ポイントアップしている。
減少した要因は窃盗犯の減少で、前年より1万0358件も少ない11万9765件。自動車盗などの乗物盗と非侵入盗がそれぞれ4000件以上も減らしている。中でも1月同様に自転車盗は3万3347件で減少傾向にあるものの高水準で推移している。
認知件数では東京が2万2125件でワースト1。以下は大阪の2万0429件、愛知の1万2177件、埼玉の1万0481件、千葉の9166件の準。
一方、前年より1.9ポイントアップした検挙率を見ると、最も高かったのが秋田の77.5%。次いで山形で69.1%、岩手の62.6%、和歌山の58.5%、群馬の58.4%だった。
これに対して低いのは大阪の16.3%、埼玉の21.2%、京都の22.1%、東京の25.6%、山梨の26.8%と続いた。
検挙率が低いのは事件の内容、110番数など様々な要因があるが、昭和の時代の50~60%に戻してほしい。
東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【判定方式】
刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であり、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦しました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100~80
レベル4 治安の悪化 ポイント 79~60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59~40
レベル2 治安悪化の兆し
ポイント39~20
レベル1 平穏
ポイント 19以下
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