【本紙前ソウル支局長公判】出国禁止「停止」仮処分の審尋30分 韓国司法が6時間後に示した判断は「申し立ての理由がない」(6日)産経
ソウル行政裁判所で2月13日、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領への名誉毀損(きそん)で在宅起訴された産経新聞の加藤達也前ソウル支局長(48)が、自らへの出国禁止延長措置の執行停止を求めて申し立てた仮処分の審尋が行われた。同裁判所は審尋の約6時間後、加藤前支局長の申し立てを「理由がない」として棄却。約30分の審尋の様子を再現する。(ソウル支局)
開廷15分前の10時15分、加藤前支局長が代理人の弁護士2人、通訳とともに法廷前の廊下に到着。鈴なりになる日韓のメディア関係者の間を分け入るようにして廷内へ。廷内でカメラを回そうとした韓国報道陣を廷吏が制止するなど、取材が過熱する一幕もあった。
行政裁判所の法廷は刑事や民事の法廷と異なり、裁判官や国側代理人ら訴訟当事者と傍聴人を分ける柵がない。約30の傍聴席のすぐ前で、加藤前支局長らは裁判長が座るひな壇と対面した。
今回の審尋は、加藤前支局長が出国禁止処分の延長措置の取り消しを求めて別途に起こしている行政訴訟の判決までの間に、出国禁止延長措置の停止を求めた仮処分の申し立てにあたって開かれたもの。
被申立人である韓国の黄教安(ファン・ギョアン)法相の代理人として韓国法務省の法務官(法曹資格者)も出廷。いずれも30歳代前半と思われる3人の法務官は、加藤前支局長の隣に並ぶように着席した。
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