警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(17,18日単位・レベル)
えっ!世紀末!
【治安うんちく】
「あれから20年」-地下鉄サリン事件で思いだすのは、一人の警視庁幹部のひらめき。そのひらめきが現場に駆けつけた警察官や消防隊の命を救ったのだ。
その人の名は寺尾正大・元捜査1課長。警察無線を聞き入る寺尾…「目がチカチカする」「瞳孔が収縮する」「涙が止まらない」「くしゃみをする」「呼吸が困難になる」-断片的な無線から寺尾がひらめいたのが「サリン」。
そう判断した寺尾は無線で現場の全警察官に注意を呼びかけた。サリンは皮膚からも浸透することから被害者の扱いには十分注意する必要があるからだ。
このため現場に駆けつけた警察官170人がサリン中毒になったが殉職者はいなかったのである。
「サリン」は戦場で大量殺戮に使われる科学兵器。テロ集団「オウム真理教」は、それを製造して実行に移したというから、恐ろしい集団である。名こそ変えたが、そのテロ集団に今でも35歳以下の女性信者が多いという。
そう言えば、ヤギを殺そうと小学校に侵入して検挙された中学3年生の供述は「イスラム国の処刑映像を見て人を殺そうと思い、その練習にヤギを殺そうとした」と供述しているという。
何を考えているのか理解しにくい若者たちが多くなっている。「辛さ」「怖さ」「痛さ」などを理解できない〝ゲーム感覚人間〟?
ちとオーバーになるが麻原流で言えば「世紀末」なのだろうか?
東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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