警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(13、14日単位・レベル)
現行犯逮捕?
【治安うんちく】
兵庫県洲本市で男女5人が殺害された事件-犯人は現場近くで、血のついた衣服を身につけており、警察官に「俺がやった」と犯行を認めたため現行犯逮捕されたもの。
どうも理解できないのが現行犯逮捕なのに、後になって「殺害に使用したサバイバルナイフが自宅から押収された。だが、血痕などはなく、犯行後に拭き取られたか洗い流されたとみられている」というのだ。
その場にいて現行犯で逮捕されたのなら凶器は持っているかその場に捨てていなければならないのになんで?となる。
逮捕には今回の事件のような現行犯逮捕は「犯罪の最中」か『現に罪を行い終わった』30~40分以内であること。さらに現場から20メートルほどの距離で発見した場合に限られている。
今回の事件を想像するに男女3人殺しと男女2人の遺体が発見された事件の時間差なのだろうと勝手に解釈している。
ところで犯人逮捕には他に任意で事情聴取をしていて犯行を自供した場合などの「緊急逮捕」。逮捕令状による「通常逮捕」がある。
警察庁によると今年1月の刑法犯1万6241件のうち現行犯逮捕は2446件。緊急逮捕は277件。通常逮捕が最も多く2576件だった。このほかに身柄を拘束しなかった「不拘束」が1万0942件もある。
現行犯逮捕で最も多かったのは東京の564人。以下、埼玉の144件、大阪143件、兵庫の142件、神奈川の136件の順。
また緊急逮捕は福岡の40人、愛知と埼玉25人、神奈川22人、大阪17人。
通常逮捕は東京440人、大阪228人、愛知162人、神奈川150人、埼玉149人。身柄不拘束は東京1063人と断トツに多く、以下、神奈川864件、大阪835人、兵庫715人、愛知711人と続いた。
東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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