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2015年2月 8日 (日)

「頭がよくなければできない」振り込め詐欺「騙し屋=かけ子」…通信制限できぬ現状に苛立つ警察(8日)産経

「あ、もしもし俺だけど。カバンを電車に忘れちゃってさ、今、上司の携帯電話からかけてるんだ」
 ほとんどは、こんな1本の電話から始まる。かけているのは「かけ子」と呼ばれる詐欺グループの一員。その話術と、携帯電話が、県内で昨年、総額32億円以上の被害を出した振り込め詐欺の犯罪の要となっている。
 被害者から現金を受け取る「受け子」より、かけ子はグループの中でも上位とされ、捜査の手はなかなか届かないのが現状だ。それでも数年前、県警が検挙した7~8人の振り込め詐欺グループには、かけ子が4人ほど含まれていた。
 「暴力団員とかではなかった。大学生もいれば、キャバクラのキャッチ(客引き)の子、雀荘で知り合った暴力団関係者に『いい仕事があるぞ』と声をかけられた男らがいた」。捜査関係者はそう明かす。
 「頭がよくなければできない」。それがかけ子だ。まず組織が用意した「台本」があり、だまし方を教える「セミナー」も仲間内で開かれる。ただ、相手の反応に合わせて現金提供を誘導するには巧みな話術が求められ、還付金詐欺などでは、相手の質問にうまく切り返すための専門知識も必要になる。
 「会社で言えば、かけ子は営業。“契約”が取れる社員には優良名簿(電話先のリストでだましやすいとされる高齢者の情報が載ったもの)が任せられる。取れなければ、受け子とか別の仕事に回される」と、別の捜査関係者は説明する。
 かけ子のツールは「飛ばし携帯」だ。架空名義で契約された携帯電話を指し、電話番号が警察側に分かっても、偽造身分証で契約されていれば捜査の手はそこで止まってしまう。ずさんな身分確認で貸し出す悪質なリース会社の貸与物でも同じだ。

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