警視庁:金融100店に元女性警察官常駐 特殊詐欺防止(24日)毎日
オレオレ詐欺などの特殊詐欺被害を防ぐため、警視庁は4月から、元女性警察官を東京都内の銀行など金融機関に常駐させ、多額の現金を引き出す高齢者に注意を呼び掛ける全国初の取り組みを始める。2015年度中に対象を100店舗まで拡大し、詐欺に巻き込まれた疑いがある高齢者がいた場合はその場で警察に通報する。
派遣されるのは同庁から委嘱を受けた「高齢者被害防止女性アドバイザー」。現在、約160人の同庁OGが高齢者宅を訪問し、詐欺被害防止のアドバイスなどをしているが、今後さらに50人増員し、既存のアドバイザーも振り向けて金融機関に派遣する。1日4〜6時間で週5日程度、店舗ロビーで高齢者に声掛けを行うという。
昨年1年間の都内の特殊詐欺被害総額は約80億円(前年比9%減)。金融機関職員が窓口で高齢者に声を掛け、被害を防いだケースは1508件(約49億円)あったが、「自分はだまされていないと信じている高齢者とトラブルになることもある」(大手銀行関係者)という。
同庁は「被害者の約7割は60歳以上の女性。捜査経験が豊富な元女性警察官が声掛けし、詐欺被害をいち早く見抜きたい」と話す。【福島祥】
http://mainichi.jp/select/news/20150224k0000e040167000c.html
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