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2015年2月18日 (水)

道路と錯覚?線路に進入・走行する車相次ぐ踏切(18日)読売

長野市のJR篠ノ井線の谷川踏切で、自動車が進入して軌道上を走り、電車に衝突する事故が、わずか1か月の間に相次いで起きた。
 国の鉄道事故調査官は「似たような事故が短期間に起こっており、科学的な原因究明が必要」と調査を進めている。JRと市も対策に乗り出した。
 事故は、昨年12月と今年1月に起きた。いずれも、辺りが暗い夜間の時間帯に発生し、車の運転手は地元の住民ではなかった。復旧に20時間以上かかり、長野―松本の動脈がまひした。
 12月の事故は、踏切から約100メートルの軌道上で起きた。18日午前1時半頃、立ち往生した乗用車に、雪のため大幅に遅れて運行していた名古屋発長野行き下り特急「ワイドビューしなの」(6両編成)が衝突。特急は先頭車両が脱線した。
 乗用車を運転していた市内の男性(77)は車から出ていて無事だった。タイヤ痕などから長野南署は、男性は谷川踏切から入ったとみている。
 1月の事故は、千曲市稲荷山の「城山トンネル」(約190メートル)の松本側出入り口付近で24日午後7時半頃に起きた。3両編成の長野行き普通電車が軌道上に止まっていた軽トラックに衝突。軽トラを80メートル押しながら走行して止まった。
 軽トラを運転していた男性(74)は千曲署に、踏切から入ったと認めている。男性も車外にいて助かった。
 踏切前後の道路はクランク状になっている。乗用車も軽トラも、緩やかな上り坂を進んで右に折れながら踏切内に入り、下り坂を左方向に進む際に、誤って線路内に入ったとみられる。
 線路に沿って延びる西側の道との間にガードレールがある。2012年の河川改修工事で、線路に平行して流れていた川をコンクリートの下に潜らせた際に設けられた。夜間はガードレールが正面に見え、リンゴ畑が真っ暗になるため、ガードレールの向こうの道路がとぎれているように錯覚しやすい、というのが捜査関係者の見方だ。
 踏切近くに住む男性(80)は「夜間や雪の日は、方向が分からなくなることがある。できることなら踏切前後の道を真っすぐにしてほしい」と訴える。
 ◆ライト増やし誘導灯も
 JR東日本長野支社は1月の事故後、住民のこうした声を聞き、踏切の左右にある脱輪防止の縁石の蛍光塗料を塗り直したほか、踏切内を照らすライトを一つから二つに増やしたり、踏切内に誘導灯を埋め込むなどの対策をとった。
 踏切付近の道路管理者の長野市も3月末までに安全対策を講じる予定だ。24時間点滅するランプを踏切に入る手前に設けるほか、西側の道路が見えやすいよう、ガードレールを隙間のあるガードパイプに変更する。
 これらの対策により同種の事故を根絶できるのか。鉄道事故調査官が今後まとめる事故報告書の中身とともに注目される。(小池望)2015年02月18日 10時06分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

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