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2015年2月 2日 (月)

思いを継ぐ…後藤さんのジャーナリスト仲間(2日)読売

希望を打ち砕く映像が公開された1日、後藤健二さん(47)を知るジャーナリスト仲間たちは、紛争地の子供たちに笑顔で接し続けた後藤さんを思い起こし、その志を継ぐことを誓った。
 「本当にショックで……。今は彼の笑顔ばかり浮かびます」。池上彰さん(64)は言葉を詰まらせた。
 後藤さんとは2003年にテレビ番組を通じて知り合い、交流を続けてきた。「後藤さんは紛争地などで苦しんでいる人たちのことを『世界に伝えたい。誰かが行かなきゃいけない』と常に言っていた。『戦争の犠牲者はまず女性であり、子供』とも話し、常に優しい目を向けていた」と語り、「イスラム国に敵対していたわけではなく、悲惨な現状を伝えるために赴いた人を殺害するのは本当に許し難い」と絞り出すように話した。
 豊田直巳さん(58)は「後藤さんが関心を持っていたのは、紛争地域の住民一人一人の喜怒哀楽だった」と話す。一緒に歩いたヨルダンでも、「庶民の姿を撮りたい」と、イラクから亡命したビジネスマンらにインタビュー。「普通はカメラを向けると緊張されてしまうが、後藤さんの笑顔は、どの現場でも相手の警戒感を解いた。だから、子どもたちの素晴らしい映像を撮影できた」と振り返った。
 取材の相談をするなど後藤さんと親しかった安田純平さん(40)は、「本当につらかったと思う。残念で仕方ない……」と悔しがり、「今回のような事件があっても、紛争地取材の意義に何一つ変わりはない」と強調した。

 今回のシリア行き直前に後藤さんと会った前田利継さん(42)は、「この悲しさや悔しさをどこにぶつけていいのかわからない」と

憔悴

しょうすい

した様子。「彼は日本人だからこそできることがあると語っていた。政治的なことに巻き込まれ、無念だろう」と推し量り、「思いを引き継いでいくので見守っていてほしい」と話した。

2015年02月01日 21時29分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

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