警察庁 自然災害想定の訓練施設建設へ(27日)NHK
全国各地で地震や局地的な豪雨などが相次いでいることを受け、警察庁は自然災害を想定した実践的な訓練を行うための専用の施設を全国で初めて、大阪・堺市に建設することになりました。
災害現場での警察の救助活動などの訓練は、これまで解体工事中のビルや川などを使って行われていましたが、安全対策が不十分なうえ、場所の制約もあって訓練の内容が限られていました。
これを受け、警察庁はおよそ1億8000万円をかけて、自然災害を想定した実践的な訓練を行うための専用の施設を大阪・堺市に建設することになりました。
新しい施設には、がれきの山や人工の池が設けられ、建物が土砂に埋まったという想定や、車に人が閉じ込められたという想定など数十種類の訓練ができます。
部隊のレベルに応じた技術を習得でき、消防や自衛隊などとも合同で訓練をすることにしています。自然災害を想定した専用の警察の訓練施設は全国で初めてで、来年春の運用開始を目指しています。近畿管区警察局の道家利幸災害対策官は「南海トラフの大地震などに備えて、警察や各機関が救助能力を向上させる施設にしていきたい」と話しています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150227/k10015784551000.html
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