警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(8、9日単位・レベル)
地域住民の顔が見えるパトロールを!
【治安つぶやき】 和歌山県紀の川市の小5男児殺害事件で、和歌山県警捜査本部は逮捕した22歳の男が「犯罪行為に至っていないが、常識的な行為から外れることがあった」ことを把握していたという。
では、問題はこの男が1月上旬に、男児の兄を傘を持って追い回している。さらに、男は被害者宅前で不審な行動をとるなど、近所では評判になっていた「予兆」を把握していたのか?
警察による巡回連絡が「プライバシー」などの問題からできなくなっている。しかし、パトロールならできる。平成12年1月、新潟県柏崎署管内で息子が暴れる事件があった。保健所の要請に警察が出動しなかったのだが、とんでもない家だった。近隣が回覧板を持っていくと敷地に入れないなど異常に警戒心が強く、部屋には目張りまでしていた。そしてこの家に9年前に行方不明になっていた少女が監禁されていたのだ。
第1報で東京から駆けつけた記者が周辺で聞き込みすると30分も立たないうち「不審な家」の情報を得たほどだ。パトロールしていれば、家の2階の目張りなどの異常さに気づくはずだし、近隣の噂も聞こえるはずだ。
警察のパトロールはパトカー中心になっていまいか? かつて、青森県警が「自転車によるパトロール」を徹底したことがあった。理由は地域住民の顔が見えるからだ。顔を見て声をかければ親しみもできるし情報も入る。これは基本中の基本であるはずだ。青森県警は自転車巡回で警察庁長官賞を受賞している。
当然、今回の事件で男児宅周辺をまわっていれば、追いかけ事件も被害者宅での不審な行動も耳にするはずだ。この情報と自宅での不審な行動をとる男の情報を合わせれば警戒の仕方が違っていたかも知れない。
警察官は地域住民の顔を見て会話するコミニュケーションを重視してほしい。乖離があってはならない。それが国松孝次元長官の言う「護民官警察」である。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【判定方式】
刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であり、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦しました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100~80
レベル4 治安の悪化 ポイント 79~60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59~40
レベル2 治安悪化の兆し
ポイント39~20
レベル1 平穏 ポイント 19以下
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