警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(27、28日単位・レベル)
犯人は18歳だった
【治安うんちく】
川崎市の多摩川河川敷で男子中学1年生(13)が遺体で見つかった事件で、神奈川県警の捜査本部は27日、知り合いの18歳の少年ら3人を殺人容疑で逮捕した。発生から1週間だから早期解決と言ってもいいが、これからが正念場だ。
それにしても不登校が1カ月以上も続き担任の教師が家庭訪問。〝リンチ〟で顔は腫れあがり、友人に「殺されるかもしれない」と漏らしているなど予兆があったにもかかわらずなぜ?防げなかったのか。
度々の電話や家庭訪問に対する家族の対応の悪さは言語同断。リーダーの暴力行為を黙認した学校。家庭-学校の連絡はどうだったのか?担任に任せるだけでなく学校全体はどう対処したのか?しっかりと検証してほしい。
警察庁はこのほどまとめた平成26年の少年非行状況によると検挙人員は減少傾向にあるが知能犯が増加しているのと再犯率が高くなっているこという。
昨年の少年の刑法犯検挙人員は4万8361人で前年に比べて8108人も減っている。平成16年から過去11年間連続で減少。しかも平成17年の12万3715人に比べて半減している。
最も多い罪種は窃盗犯2万3715人だが過去11年間で最も少なかった。殺人や強盗などの凶悪犯は703人。内訳は殺人が50人で強盗が451人、放火が80人など。前年に比べて放火だけが17人の増となった。
大きな特徴は知能犯が987人で109人の増加。このうち振り込め詐欺による逮捕者は311人で統計のある平成21年から6年連続増加している。問題の再犯率は34.9%で過去11年間で最も多かった。
今回の川崎市の殺人事件で高校生が逮捕されたが学年別の検挙人員が最も多いのは高校生の1万7700人、中学生の1万5399人と約7割を占めており、少年犯罪対策の課題である。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【判定方式】
刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であり、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦しました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100~80
レベル4 治安の悪化 ポイント 79~60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59~40
レベル2 治安悪化の兆し
ポイント39~20
レベル1 平穏 ポイント 19以下
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