警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(9、10日単位・レベル)
刑法犯激減
【治安つぶやき】
平成26年の全国の刑法犯認知件数が昭和49年以来最も少ないことが警察庁のまとめで分かった。全体は減少したが殺人や暴行、詐欺が増加している。
警察庁によると刑法犯認知件数は121万2163件で、前年より10万1977件も減少した。この数字は昭和49年の121万1005件以来40年振りの低い数字となった。
最も減少したのは窃盗犯で認知件数は89万7259件。前年より8万3974件の減少。
これに対して最も増加したのは知能犯の4万6027件で前年比2886件の増加。凶悪犯が6453件で同304件減ったのに対して殺人事件は1054件で116件の増加。粗暴犯の暴行事件が3万2372件で827件の増加となった。
このうち少年事件の検挙件数は4万8361件で同8153件のマイナスだった。
しかし、認知件数は減少したものの、検挙件数、検挙率も同時に減っており、さらなる努力が必要のようだ。
26年の検挙率は30.6%で前年より0.6ポイントアップしたものの、昭和49年は57.5%もあった。今後、その要因などで分析してみたい。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【判定方式】
刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であり、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦しました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100~80
レベル4 治安の悪化 ポイント 79~60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59~40
レベル2 治安悪化の兆し
ポイント39~20
レベル1 平穏 ポイント 19以下
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