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2015年2月 6日 (金)

訴因変更:暴行され死亡 遺族「暴行罪から傷害致死に」(6日)毎日

熊本県大津町で同町の無職、榊原邦彦さん(当時38歳)が暴行されて死亡した後、暴行罪に問われた知人の男2人について、榊原さんの遺族が6日にも、傷害致死罪への訴因変更を求める意見書と1万人分以上の署名を熊本地検に提出する。
 起訴状や県警によると、榊原さんは昨年7月29日、会社員の40代の男(熊本県南阿蘇村)と建設業の40代の男(熊本市北区)らと大津町で飲酒。代行運転を呼び、榊原さんは酔った状態で会社員の男の車に乗せられた。
 出発前の午後9時ごろ、建設業の男が車外から助手席にいた榊原さんの顔を数回殴打。会社員の男が車に乗り約2分後、移動中の車内や路上で榊原さんの顔を殴ったり、頭部を地面にたたきつけたりしたとされる。榊原さんは外傷性くも膜下血腫で死亡した。暴行の動機は飲酒時のトラブルなどとみられている。
 県警は昨年8月、代行運転手の目撃証言などから会社員の男を殺人容疑で逮捕。その後の捜査で建設業の男が関与した疑いが浮上し、熊本区検が1月20日、2人を暴行罪で略式起訴した。これに対し、熊本簡裁は同23日に「略式不相当」として公判開始を決定した。捜査関係者によると、両被告は県警の調べに「殴ったことは間違いない」としながらも殺意などは否認している。
 傷害致死罪を適用しなかったことについて検察側は「死因となった暴行が特定できないため」としている。刑法には複数が暴行して誰の暴行で傷害を負わせたか特定できなくても、複数を共同正犯として傷害罪で処罰できる「同時傷害」の特例がある。暴行が「同一機会」であることなどが要件だが、検察側は「2人はお互いの暴行を知らず動機も別々で、場所も時間も違うので同一機会には当たらない」としている。
 遺族代理人の衛藤二男弁護士は「今回は最初の暴行から2分後に同じ車の中などで暴行を受けているので同一機会と言える」と訴えている。【志村一也】
◇  「いい話をもらってくるからね」。死亡した榊原さんの母則子さん(64)は2014年12月、仏壇に手を合わせた後、捜査の報告を受けるため警察署に向かった。しかし、そこで担当検事から聞いた容疑者の処分についての説明は予想外だった。「暴行罪で略式起訴したい」。怒りのあまり部屋を飛び出した。

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http://mainichi.jp/select/news/20150206k0000m040161000c.html

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