警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(16、17日単位・レベル)
感動した1日だった
【治安つぶやき】
きょう、警視庁で幹部級の人事異動があり、管内の某署の副署長が本部の理事官に栄転していった。その離任式で感動して涙がとまらなかった。
建物裏の広場-副署長が現れる-整列した見送り署員-拍手の中をひとりひとり握手しながら送迎車に向かう副署長-中間地点で突然、不審な男が飛び出して副署長の進路をふさぐ-何事かと見ていると男の後方から大きな網を持った私服(刑事)が現れてその男に網をかぶせて制圧する-ビックリする副署長-副署長がどっきりと分かると男の肩を蹴るポーズ-男が地べたを転げる-整列の見送りから大きな拍手がわき起こる-送迎用の車に乗り込む副署長は涙ぐんでいた。
2人は部下と上司として信頼関係がある間柄だという。
この光景を見ていて、警察署がひつとの「家族」になっているのだと感動した。上意下達の社会の中で、部下が幹部を信頼し、幹部が部下を信頼。互いに意見をぶっつけ合うことで真実に迫っているというのだ。今の警察はこの部分を忘れている。
幹部のパワハラで自殺などと言う信じられない事案が起きている現代-この署には幹部と署員の間にそんな関係は微塵も見られなかった。縦社会の中、互いに緊張感を持った上で〝親子〟の関係よりも深い阿吽の呼吸-感動させられた1日だった。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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