警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(11、12日単位・レベル)
学問ではなく実践で会得するものだ!
【治安つぶやき】
文科省は小中学校に「道徳」を正式な教科とすることを決め、指導要領も改正するという。案には、「いじめ」に関する記述が入れられたほか、「よりよく生きる」「公正、公平」といった文言も盛り込まれている。
今、子供達に何が必要か?何が問題になっているのかを表す数字がある。
警察庁によると平成25年の「いじめ」による検挙・補導人員は小学生が88人、中学生が527人、高校生が109人で、いずれも過去10年間で最悪の数字となった。
様々な考えがあるが、昔もイジメはあった。しかし、「ガキ大将」がいて統率がとれていた部分もある。そのガキ大将が悪ければ、弱い者が結束して対峙したものだ。
そうした環境の中で「世の中の辛さ」や「厳しさ」を会得していた。それが今は、「いじめ」が陰湿になったのか、自殺にまで発展する。だから、集団の中で「喰うか喰われるか」などの厳しさがなくなり、身体だけが大人になるから、大人になり仕事の厳しさを教えようとすると「パワハラ」と大騒ぎする。
どうも、社会の荒波に揉まれても生き抜くという強靱な精神力に欠けているような気がしてならない。それは学問で教えるものでなく、鍛錬ではないのだろうか…
一時、少年犯罪が懸念された時があった。昭和の時代だが58年には刑法犯検挙人員が19万人を超えたが平成25年は5万6469人と3分の1に減少している。
しかし、刑法犯少年の人口に占める割合は平成25年で成人の2.0に対して少年は7.8で約4倍になっている。
今回の指導要領の改正では、「節度、節制」「親切、思いやり」「国や郷土を愛する態度」「生命の尊さ」などを上げているようだが、犯罪を起こせば、罪は「一生ついてまわる」という、「罪悪感」を如何に持たせるかが大事だ。
逮捕されてほっぺをふくらせたり、ガッツポーズをしたり、カメラを睨みつけたり、笑顔になったり…罪の意識を感じない若者が多すぎる。昔は、コートをかぶるなどして隠したものだった。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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