« 防犯NPO理事長を逮捕 京都府警、相談悪用し投資詐欺疑い(24日)共同 | トップページ | アマゾンジャパンを家宅捜索 児童ポルノ商品放置の疑い(24日)共同 »

2015年1月24日 (土)

外国人2千ドルで売れ…日本人取材者あわや誘拐(24日)読売

「イスラム国」とみられる過激派組織による邦人人質事件で、2人の足取りが途絶えたシリア北部のアレッポ周辺では、案内役を装って外国人ジャーナリストらに近づき、組織側に差し出す誘拐まがいの手口の横行が指摘されている。拘束されたジャーナリスト後藤健二さん(47)も標的となった可能性があるとみられ、過去には危うく難を逃れた日本人もいる。

 後藤さんは、拘束された知人の湯川

遥菜

さん(42)の情報を求めて、昨年10月下旬にトルコ側からシリアに入った。案内役2人とアレッポ近郊を移動し、1人と別れた後、別の案内役と2人でイスラム国の支配下地域に向かい、消息を絶った。
 ヨルダンの有力紙「ドストール」のハムダン・アルハジ副編集長は、外国人ジャーナリストらが支配下地域内で誘拐される背景について、「人質ビジネス」の存在を指摘する。
 ハムダン氏によると、通訳などを装った人物が行動を共にしている途中で、過激派側に売り渡す手口だという。
 ハムダン氏は「イスラム国に入ろうとする場合、トルコ国境を経由するのが一般的」と話し、「犯行グループにとって、誘拐する対象の国籍は関係なく、今後も日本人が標的にされる可能性はある」と警告する。
 実際に日本人ジャーナリストが難を逃れたケースがあった。報道カメラマンの横田徹さん(43)は2013年9月、シリア北部を取材中に拘束されかかった。
 横田さんは、案内役の地元有力者とイスラム国の拠点の一つで、組織の司令官を取材。終了後、目の前で有力者とアラビア語でやり取りをしていた司令官は態度を急変し、横田さんに「今日中にシリアを立ち去らないと殺す」と迫ってきたという。
 その場を離れた後に知ったが、この時、司令官と有力者との間で「この外国人を2000ドルで売れ」というやり取りが交わされていたという。
 拘束されずに済んだが、横田さんは「有力者は金に困っていなかったので、たまたま自分は助かっただけかもしれない。当時は、イスラム国の支配状況が今より強くなかったこともあったのではないか」と推測する。
 その上でこう強調した。「外国人は手っ取り早くカネになる一番の『商品』。内戦が長期化しているシリアは状況が混沌としており、誰がどこでイスラム国とつながっているかわからない」(井上亜希子、アンマン・石崎伸生)2015年01月24日 16時43分 Copyright © The Yomiuri Shimbun YOMIURI ONLINEホームへ

« 防犯NPO理事長を逮捕 京都府警、相談悪用し投資詐欺疑い(24日)共同 | トップページ | アマゾンジャパンを家宅捜索 児童ポルノ商品放置の疑い(24日)共同 »

海外ニュース(事件、政治、経済等)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 防犯NPO理事長を逮捕 京都府警、相談悪用し投資詐欺疑い(24日)共同 | トップページ | アマゾンジャパンを家宅捜索 児童ポルノ商品放置の疑い(24日)共同 »