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2015年1月20日 (火)

危険ドラッグ:見た目同じでも毒性極端に異なる製品が危険(20日)毎日

 危険ドラッグの吸引による交通事故が繰り返される背景の一つに、見た目が同じでも毒性の強弱が極端に異なる製品が出回っている実態があることが、専門家や捜査関係者への取材で分かった。吸引しても事故を起こさなかった体験から運転を続けるうちに、たまたま強いドラッグを吸って意識を失い、重大事故を起こしている疑いがあるという。検察幹部は「いつ悲惨な事故を起こすかはロシアンルーレットのようなものだ」と指摘している。
 「同じ店で同じパッケージの製品を買っても、日によって薬物の強さはまるで別物」。国立精神・神経医療研究センター依存性薬物研究室の舩田正彦室長は、ずさんな製造法を、そう解説する。
 製造手順は単純だ。海外から持ち込んだとみられる薬物の溶液に市販のハーブの葉を浸して混ぜ込み、乾かして袋に詰める。販売まで3〜4日。「精密なマニュアルもなく、葉に染み込む薬物の量にムラができる。同じ袋に詰めれば見た目は同じだが、強い毒性の製品に当たれば数分で意識を失う」という。
 危険ドラッグは依存性が高く、購入直後に帰りの車の中で吸引する例が多い。吸ったドラッグの毒性が強ければ重大事故に至る可能性がより高まる。東京・池袋で昨年6月に7人死傷事故を起こし、自動車運転処罰法違反(危険運転致死傷)罪で起訴された名倉佳司被告(37)も、購入店の前で吸引して車を運転したとされる。約4年前から吸引を始め「車の中で使ったこともあった」と供述しているが、これまでは事故にはつながっていなかった。事故後、車内にあったドラッグからは依存性が大麻の20倍ほどという強い毒性成分が検出された。
 検察は昨年8月以降、危険ドラッグ吸引者に対し、積極的に道路交通法違反(過労運転などの禁止)を適用してきたが、立証のハードルは低くはない。
 重大事故を起こさなかったものの、勤務中に吸引を繰り返した末、昨年10月に起訴されたタクシー運転手のケースでは、車内から危険ドラッグの吸い殻などが見つかった▽交差点内で理由なく停止するなどして職務質問を3度受けた▽自分が止めたタクシーが見つからず捜し回った▽乗客の行き先を何度も忘れた−−などの事実を総合的に判断し立証可能と判断した。

Logo_mainichi_s1http://mainichi.jp/select/news/20150120k0000m040136000c.html

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