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2015年1月12日 (月)

警視庁管内体感治安レベル2

首都東京体感治安(12、13日単位・レベル)
信頼こそが大事だ
【治安つぶやき】

2009_1228_222559212F1010559 米ニューヨーク市の治安が揺らいでいる。その理由はどうやら、昨年12月に警察官2人が男に射殺された事件で、デブラシオ市長の発言に警察官が反発したようだ。
 市長の発言の内容が分からないが、警察官の間に「絶対に必要な場合でないかぎり自分の身を守ることを優先し逮捕は控える」という呼びかけがあったという情報もある。このため警察官による逮捕件数は激減。1週間単位で半減したという。
 ニューヨーク市警と言えば1994年、治安が悪化した際にジュリアーニ市長とブラットン氏により「割れ窓理論」を展開。犯罪を激減させたことは有名。
 ところが今、米国では白人警察官が黒人青年を射殺した事件で、白人警察官が不起訴になったことから黒人住民が反発。ニューヨークなど都市部で暴徒化している。
 そんな最中のデブラシオ市長の発言に警察官が反発したというのだ。
 これらのニュースに接する度、平成11年を思い出す。神奈川県警に端を発した不祥事で日本警察は大バッシングを受けた。住民からは職務質問など捜査協力を得られず、見る見る治安が悪化。刑法犯認知件数は11年から13年にかけて20万件から30万件近くで激増していった。一方、検挙率は激減し13年には19.8%と戦後最悪を記録した。100件の発生のうち20件も解決ができなかったのである。警察官にはストライキ権を与える話しまで浮上した。
 このため、各県知事が警察庁長官に増員などを陳情。長官室に行列ができたほどだった。こうしてようやく治安は回復。あれ以来、認知件数は100万件以上も激減した。
 日米の警察官制度には違いがあるが、警察は国民の支持があって初めて効力を発揮すると言うデリケートな集団である。警察が国民を護り、その警察を国民が信頼することで治安が保たれているのだ。
 少なくても平成25年に奈良県で発生した警察官による発砲事件で、警察官を殺人と特別公務員暴行陵虐罪で審判に伏すなど馬鹿げたことだけは止めるべきだ。覚醒剤使用の泥棒が車で警察官をひき殺そうとしたので発砲したのに「殺人罪」を適応するとは如何なものか。幸い、最高裁で無罪になったが、ニューヨークのような事態だって予想される。
 首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
 

【判定方式】

Nisshou4_5 刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であり、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦しました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100~80
レベル4 治安の悪化  ポイント 79~60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59~40
レベル2 治安悪化の兆し ポイント39~20
レベル1 平穏             ポイント 19以下

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