警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(4、5日単位・レベル)
あ~時代が違うよ
【治安つぶやき】 正月、「日本赤軍・城崎勉受刑者強制送還へ」とするニュースが産経新聞に掲載された。「日本赤軍」そして「城崎」-聞いただけで我が青春時代を思いだす。
あれはカメラマンになった昭和44年の秋だった。「過激派の集会がある」という情報で東京・蒲田の公園に行った。おりしも70年安保の直前で全学連に占拠されていた東大安田講堂が解放された月から10カ月近くが過ぎていた。
「赤軍」と書かれた旗を誇示するかの如く数本の鉄パイプが自分のカメラの前に突き出された時は日本の行く末を案じたものだった。その日本赤軍が軍事資金を得るためのM作戦と称して金融機関を次々に襲った事件で昭和46年に逮捕されたのが塩崎だった。
そして昭和52年、日航機をハイジャックして政府に身代金と仲間の釈放を要求。政府の「超法規的措置」で、城崎は奥平純三らとともに羽田から飛び立った。
この時、釈放された犯人達が乗り込む飛行機のタラップの右上から1人ひとりの写真を撮影したのが自分だった。黒縁眼鏡をかけたまあ~るい顔立ちの青年で、とても過激派とは思えなかった。
あれから37年-塩崎が米大使館迫撃砲事件で逮捕・拘留されていた米国から帰国するという。
東大安田講堂占拠-警察施設への襲撃事件-日比谷などでの火炎ビン闘争-ハイジャック事件-浅間山荘事件-連合赤軍リンチ殺人事件…
投げつけられる石ころと火炎ビン、腕章を見て鉄パイプで追いかけられ、背中にこぶし大の投石を受けた成田空港闘争…過激派と機動隊の狭間で汗と涙を流した青春時代だった。
今は隠居の身。警視庁は5年後の東京オリンピックではテロ行為の確立が現実味をおび、爆弾探知機など新兵器を使った最先端のテロ対策を実施するという。
国際集団による爆弾テロ-石ころや鉄パイプ、火炎ビン、飛翔弾などと違い、あまりにもスケールが違いすぎる。今の自分なら勤まるだろうか?
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【判定方式】
刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であり、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦しました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100~80
レベル4 治安の悪化 ポイント 79~60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59~40
レベル2 治安悪化の兆し
ポイント39~20
レベル1 平穏 ポイント 19以下
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