警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(30、31日単位・レベル)
エゴイストにすぎない
【治安つぶやき】 「駅の放送がうるさい」という抗議に、相手にされなかったことから東海道新幹線岐阜羽島駅の駅長らを殺すと脅していた38歳の男が岐阜県警に逮捕された。
これは明らかに犯罪だが、エゴイスト(利己主義)と言われてもしかたがない人間が増えている。
「子供の声がうるさい」と保育所建設に反対するケースが増加しているというのだ。なかには訴訟沙汰になった例もあるとか…
実は東京都に「環境確保条例」というのがある。騒音防止を定めたもので、子供の声も対象だ。ところが「保育所などの子どもの声を〝騒音〟と扱うことに違和感を感じる」とする意見が都議会や自治体から寄せられたため、来春にも除外することが検討されているという。
広場などで大勢の子供が奇声を発して遊ぶのならまだしも、保育園という子供教育の場。それを「うるさい」と騒音扱いするやからは、エゴイストと言われてもしかたがないだろう。
ドイツのベルリン市では「子どもの発する騒音は自明な子どもの成長の表現であり、かつ、子どもの正当な発達の可能性を保護するものとして社会的相当性があり、受忍限度内である」と解釈されている。
自分たちも同じ道を歩んできたはずだ。自由にのびのびと育てたいと願うのは、親(大人)の責務であるはずた。子供は国の宝物だ。そんな親たちの子供は義務教育からはずせ!
都道府県格付けランキングによると人口100万人あたりの騒音の苦情件数(全て)は次のようになっている。上位は
①東京都240.13件②大阪府215.45件③愛知県195.53件④千葉県158.45件⑤埼玉県156.9件。
少ないのは福島県36.47件、青森県36.41件、岩手県35.33件、秋田県32.23件、富山県32.01件の順だった。度量の違いか? 人間性なのか?環境ばかりではあるまい!
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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