警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(25、26日単位・レベル)
現職警察官が殺人!
【治安つぶやき】警察官が殺人事件を起こしてしまった。大阪府警捜査1課は25日、管内警察署勤務の26歳の巡査長を殺人容疑で逮捕した。巡査長は大阪市東住吉区のマンションで交際していた23歳の女性の首を絞めて窒息死させた。
警察官による殺人事件と言えば、昭和53年1月10日、東京都世田谷区でパトロール中の巡査が22歳の大学生のアパートに侵入して殺害した事件がある。パトロール中に見かけて以来、一方的に好意を寄せていたもので、明治7年1月に警視庁が誕生して以来、最悪の事件に、第70代警視総監が辞任している。
あれから37年-またも大きな衝撃を与えてしまった。
警察庁によると平成26年の全国警察の懲戒処分者数は300人で前年に比べて89人の減少。平成24年より3年連続減るなど良い方向に向かっていただけに残念である。
処分内容で最も多いのは異性関係の80人で、やはり今回の事件も異性関係だった。さらにあってはならない窃盗・詐欺・横領が67人もいる。その他交通事故・違反者は47人、公文書偽造・毀損・証拠隠滅が37人と警察官とは信じがたい事犯が目立っている。
県別では警視庁が32人。次いで大阪府警が25人。愛知、兵庫県警がそれぞれ16人。埼玉、神奈川、岡山県警がそれぞれ13人の順。一方処分ゼロの県警は鳥取、大分の2県警だけだった。
ワースト1の警視庁の警察官数は4万2000人だから1312人に1人が悪いことをしている計算になる。警察官数が最も少ないのは鳥取県警の1200人。不祥事はゼロだから、割合で言えば警視庁が少ないのだが…
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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