警視庁管内体感治安レベル2
番外編
映像は合成だ!
【治安つぶやき】
予兆があったのにも係わらず何故?防げなかったのか。日本の情報機関だけでなくフランス情報機関の失態が目に付いた。公開された映像は完全に合成された映像である。惑わされることなくしっかりした対処を臨む。
昨年12月に被害者の一人フリージャーナリスト後藤健二さんの妻の携帯電話に約10億円の身代金を要求するメールが届いていたという報道がある。
この10億円要求のメールの存在と言い、フランス国内で17人が犠牲になっテロ事件などイスラム国の動きが活発化するなどの予兆があるなかで、安倍首相はイスラム国対策として2億ドルの支援を表明した。フランスの事件もあり、窮地に追い込まれていたイスラム国はタイミングを得たように、兼ねてから後藤さんの〝人質〟というカードを切ってきたのだ。
特に、米国政府が「アル・カイダ」の指導者オサマ・ピンラディンを同時多発テロ事件の首謀者と認めて、庇護するアフガニスタンの実効支配勢力「タリバン」に対する軍事行動を開始したことで、イスラム過激派等の国際テロリストによるテロの脅威が世界的に高まっていたはずだ。
このため日本は、テロ対策として外国治安情報機関等とのハイレベルの緊密な関係の構築や国内におけるテロ関連情報の収集力のを強化。さらに情報収集衛星から得られる画像情報の活用に係る事務を行う組織を警察庁に設けて情報分析を進めてきたばかりか、新設した国際テロ緊急展開チーム(TRT)員を各国人質交渉専門家との訓練を通じて、国際テ口事件に備えてきたはずだ。
外交も大事だが、タイミングというものがある。イスラム国対策は何故?この時期だったのか。インテリジェンス情報機関の情報を無視したのか、それともテロの流れの「読み」がでなかったのか?
フランス国内のテロにあっては、容疑者3人はかつては通話傍受の対象となっていたのに、最近は傍受が許可されず対象からはずれていたという。日本だけでなく世界の国際テロ対策、カウンターインテリジェンス(諜報事案対策)はタガが緩んでいるのではないのか?
公開されている映像は明らかに合成と分かる。黒覆面の男の左側と右側の被害者の顔の影をみてほしい。右側は右上方光線。左側は左上方光線なのだ。中東だから太陽が二つあるわけでもあるまい。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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