警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(28、29日単位・レベル)
ラジコン飛行機やヘリの怖さ
もしテロリストに渡ったら…
【治安つぶやき】 ホワイトハウスに小型無人飛行機が墜落したという。
小型の無人飛行機がホワイトハウスの敷地内に入り、低空で飛行を続けたあと、建物の南東側に墜落したもので、ホワイトハウスでは一時、周辺の道路を封鎖、消防車が駆けつけるなど騒然とした。結局、無人機を操縦していた男が名乗り出て、遊びで飛ばしている時に墜落したことが分かり、ホッとした。
今回は〝事故〟だったが無線操縦でとばせる飛行機やヘリコプターによる事件もボチボチ出始めている。昨年10月には、セルビアで開催されたサッカーのセルビア-アルバニア戦の会場にラジコンヘリが飛ばされ、ヘリにはアルバニアの民族主義を示す旗がつり下げられていたことから乱闘事件に発展。
一昨年にはトルコで行われた大規模な反政府デモの最中に、民間人が監視用に飛ばしていたカメラ搭載のラジコンヘリが警察によって撃ち落とされるなどトラブルが多い。
日本では古くから愛好会もあり、フライトショーも行われるなど人気が高い。さらに、近年は趣味としてだけではなく、産業用にも用いられている。
折しもイスラム過激派組織「イスラム国」の人質事件やパリの新聞社が襲撃され12人が死亡したテロ事件など世界的にテロの危険性が叫ばれている。
思い出すのが昭和51年3月、東京・世田谷区等々力の児玉誉士夫宅に、セスナ機が突っ込んだ事件だ。児玉氏は右翼でロッキード事件に絡んでおり、その事件の最中の出来事で、この時は無人機でなくポルノ男優が操縦していた。
かつて政府でこんな議論が起きたことがあった。平成13年の話しである。
米中枢同時テロ事件を受けて我が国のテロ対策が議論された。差し迫っている緊急事態に首相官邸や自衛隊基地、米軍施設の警備をピストルを持っただけの警察官に任せてよいのか?だ。
首相官邸などに突っ込む航空機があった場合、自衛隊はスティンガーで撃ち落とせるというのだ。当然、撃ち落とされた航空機により大量の犠牲者が出ることから取りやめになった。結局第一義的には警察が守り、手に負えない場合は自衛隊が出動することで落ちついたのである。
もし過激派やテロ集団が無線操縦の飛行機やヘリコプターに爆弾を搭載し攻撃した場合を想像すると、ゾッとする。ラジコンヘリや飛行機はインターネットで誰でも手軽に買える。値段も7.8万円も出せばかなりの威力のある高級機が買えるのだ。
販売を止めろというのではない。身分確認を徹底するなど規制が必要だ。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【判定方式】
刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であり、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦しました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100~80
レベル4 治安の悪化 ポイント 79~60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59~40
レベル2 治安悪化の兆し
ポイント39~20
レベル1 平穏 ポイント 19以下
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