警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(14、15日単位・レベル)
64年間で最少の死者
【治安つぶやき】
平成26年の交通事故死者数は4113人で昭和25年以来、64年で最も低い数字だったことが警察庁のまとめで分かった。
一方、交通事故発生件数は57万465件で昭和61年以来27年間で最低の数字だった。
死者数の最も多かった愛知の204人。以下、神奈川185人、千葉と兵庫がそれぞれ182人、埼玉173人の順。少なかったのは島根の26人を筆頭に徳島31人、鳥取34人、沖縄36人、秋田37人と続いた。
交通事故の統計を見るたびに思いだすのが平成8年。国松孝次さんが警察庁長官の時だ。昭和62年以来、死者数が1万人を超えていた。年末の記者会見で1万人を超える勢いに危機感を持った国松長官。「8年間も続いている死者をどうしても1万人以下に抑える」として、機動隊員まで動員して特別警戒を実施した。その結果、9943人で9年振りに1万人を割ることができた。
制服姿を見せる取締の効果が如実に表れた。そして今、抑止だけでなく「教育」にも配慮した取締を行っている。それは、警察官の姿を見せない取締だ。これには「警察は捕まえるために隠れて取り締まるのか」「ノルマを達成するためにしているのか」などと、馬鹿馬鹿しい意見を述べる奴がいる。
「警察官がいるから信号を守るが、いなければ守らなくてもいい」-こんな人間が多いうちは事故は絶対に減らない。身を隠しての取締は「教育」を兼ねているのだ。法令を守っている者は姿が見えても隠れていても関係ないのだ。文句言う前に法規を守れ!
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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