警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(11、12日単位・レベル)
メディアリテラシー
【治安つぶやき】
床に落ちた肉を再利用したり、ギョーザを食べた千葉や兵庫県内の10人が下痢などの食中毒にかかるなど中国製の食品が問題になったが、日本でも同じ事をやっているのかと疑いたくなるようなニュースが続いている。
全日本高校バレーボール大会でバボちゃんまんじゅうにナイロンの繊維(東京)▼ケーキに入れ歯(長野)▼給食に金属製フック(横浜)▼ソフトクリームにビニール片(長野マクドナルド)▼スーパーの挽肉から金属片(千葉)▼マクドナルドのカップ麺にゴキブリ▼マルハニチロの冷凍食品にプラスチック片(東京)▼チョコレートにプラスチック片▼マックナゲットにビニール片(東京)▼ローソン販売の弁当にビニール片(静岡)▼食品製造会社「八戸フーズ」のブリの加工品から食中毒の原因となるヒスタミン▼セブンイレブンの弁当にビニール片(名古屋)▼マックナゲットにゴム手袋の破片▼東京マルハニチロのコンビニ限定品の「ヨーグルトデザート」に幼虫…なと上げれば切りがない。
これら日本国内での異物の混入に関する法律はないのか?
食品衛生法第5条に販売する食品の製造や調理などは清潔で衛生的に行われなければならないとあるが罰則は無いのだ。
適用が可能な条文では第6条の「不衛生食品の販売等の禁止」があり、その4項に「不衛生な異物の混入又は添加、その他の事由により…」異物が混入した場合は3年以下の懲役又は300万円以下の罰金とある。但し、「健康に害を与えるもの」とあり、ビニールやプラスチック片などは罰則には該当しない。せいぜい検査施設の設置や食品衛生監視員の配置ぐらいである。消費者が制裁を加えるしか方法はないのだ。
それにしても「何でいまころこんなに?」と思うほど次々に明らかになる。メディア独特の作用で、ひとつの報道を引き金に、過去にあった事例も報道されるからだ。食べ物に異物なんて絶対に許せないが、国民にはメディアリテラシー(読み取る力)が求められる。
【事件】11日夜、東京・国立市で、帰宅途中の24歳の女性が男に襲われ、財布を奪われそうになった。女性が抵抗したため、男は何も取らずに逃げたが女性がけがをした。周辺では2日にも、18歳の女子専門学校生が特徴の似た男に現金を奪われる事件が起きている。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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