警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(20。21日単位・レベル)
検挙率は高いのだが…
【治安つぶやき】
殺人事件が増えている。今年は残すところ10日余りだが、認知件数は前年同期より117件も増えた。それにしても年末を控え、体感治安に影響を与える事件内容が多い。
今月16日に群馬県前橋市の住宅で81歳の夫と80歳の妻が白昼、押し入った男に刃物で刺される事件があった。夫はその後、死亡したことから群馬県警は殺人事件として逃げた男の行方を追っている。同市内では700㍍離れた住宅で93歳の女性が刃物で刺し殺される事件があり、県警は手口などから同一犯と見ている。
17日夜には松山市中心部のアパートの一室で、37歳の1人暮らしの女性が殺害されているのが発見されるなど、家屋に侵入して殺害する凶悪で大胆な事件が目立っている。
警察庁によると今年1月までの殺人事件の認知件数は前年同期に比べて117件も多い983件。検挙率は前年の102.1%を下回るが96.5%と高い。
東京、警視庁の検挙率は100%。他の県警でも、前年発生の事件を今年になって検挙したため100%を超える府県警が多く、富山県警は150%。100%以上は47都道府県警のうち実に28都府県警にも及ぶ。
認知件数の多いのは大阪の141件。以下東京の118件、埼玉の70件、千葉の64件、神奈川の59件。しかし、人口が多ければ犯罪も多くなる。そこで、犯罪発生率で表現する。刑法犯認知件数を人口総数で割ったもので、大阪は発生率が最も多く2.059%だ。2位の東京のそれは1.563%で全国7位。埼玉は1.579%で同6位。千葉は1.551%で8位。神奈川は1.0851%で22位となっており、認知件数だけではその地域の治安は計れない。
ちなみに、昨年12月に「餃子(ギョーザ)の王将」の72歳の社長が殺された京都の事件は、ここにきて使用された拳銃はイタリア製であることが分かるなど捜査が進展している。捜査している京都府警の検挙率は今年は100%。最も困難と言われている街頭犯罪だけに府警に期待したい。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【判定方式】
刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であり、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦しました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100~80
レベル4 治安の悪化 ポイント 79~60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59~40
レベル2 治安悪化の兆し
ポイント39~20
レベル1 平穏 ポイント 19以下
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