警視庁管内体感治安レベル3
首都東京体感治安(19、20日単位・レベル)
軽薄な罪の意識
【治安つぶやき】
〝おやじ狩り〟はあったが、今度は〝タクシー狩り〟まで出てきちゃった。少年犯罪は減少するも形態を変え〝進化〟している。
兵庫県警は今月に入り、67歳のタクシー運転手を取り囲み、棒を顔に投げつけて重傷を負わせたとして尼崎市内に住む14~17歳の少年5人を傷害容疑で逮捕した。少年らは遊び仲間で〝タクシー狩り〟と称して、タクシーを自転車で囲み、運転席に棒を投げつけるなどを繰り返していたという。
また、女児などを路上から連れ去る事件が多くなっているが、18歳の少年が16歳の女子生徒を車で連れ回したり、線路に石を置いて、石が潰れる音を楽しんでいた茨城県内の高校3年の生徒が逮捕されるなど、罪の意識のない行為に驚くばかりだ。
警察庁によると今年11月までの刑法犯で検挙された少年は4万4072人で前年同期より7494人も減った。しかし一方で凶悪犯の放火が70人で前年同期比+13人。振り込め詐欺などの詐欺容疑の検挙人員は767人で同77人も増えた。また暴行、傷害などの粗暴犯のうち脅迫が43人増の210人だった。
この他にも、なんと通貨偽造の検挙者もあるなど偽造事件も多くなっている。問題の万引の検挙人員は、1万2584人で2871人減少したものの、依然として衰えない。
〝前科〟という傷跡は一生ついて回るのだという重さをどう教えるかだ。
【事件】19日夜、東京・新宿区のJR新宿駅と京王線新宿駅の連絡通路で、男性が何者かに太ももを刺される事件があった。同日午前、東京・武蔵村山市の路上で76歳の女性がひき逃げされて死亡した。
それだけではない。新聞販売店のスタッフを名乗り、「前払いしてくれれば購読料が安くなる」などと持ちかけ、お年寄りたちから現金をだまし取る事件が東京都内で続発しているという。年末年始に向けて国民一人一人が警戒心を強くすることだ。
首都東京体感治安は「レベル3(イエロー)」とする。
【判定方式】
刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であり、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦しました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100~80
レベル4 治安の悪化 ポイント 79~60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59~40
レベル2 治安悪化の兆し
ポイント39~20
レベル1 平穏 ポイント 19以下
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