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2014年12月25日 (木)

祖父母強盗殺人、小学校にも通えなかった少年の生い立ち (25日)TBS

祖父母を殺害し、現金などを奪った罪に問われた18歳の少年に対し、さいたま地裁は懲役15年の判決を言い渡しました。裁判では少年が虐待を受け、小学校にも通わせてもらえなかったことが明らかになりましたが、その生い立ちはどう判断されたのでしょうか。
 今年3月。埼玉県川口市で73歳の男性と77歳の妻が刃物で殺害されているのが見つかった事件。強盗殺人などの罪で逮捕・起訴されたのは孫で当時17歳の少年、さらに現金8万円やキャッシュカードなどを奪った強盗の罪などで少年とともに少年の母親(当時41)も起訴されました。
 少年は初公判で殺害は認めたものの「母親の指示で犯行に及んだ」と一貫して主張、弁護側は犯行の背景には「母親の虐待」があるとして過酷な生い立ちを明らかにしました。
 弁護側によりますと、少年が物心がついてすぐ両親は離婚、同居する母親はホストクラブに通い続け、ホストを追いかけ1か月間家をあけたこともあったといいます。少年は元ホストの義理の父親と母親の3人で暮らすようになりますが、家がなくラブホテルを転々、お金がないときは、ラブホテルの敷地内にテントを張ったり、公園で野宿生活を強いられたこともあったということです。
 「少年は14歳から母親と義理の父親とともに、横浜スタジアム周辺の公園などで生活していました。本来なら中学2年生の年齢ですが、学校に通わせてもらえず、路上生活を強いられていました」(記者)
 小学5年から学校に通わせてもらえなかったという少年。義理の父からささいなことで殴られ前歯を折ったこともあったといいます。2年前、義理の父は突然失踪、少年は16歳から働くことを強いられ、さらに母親は給料の前借りを強要、事件前日、母親は少年に「祖父母を殺してお金を持ってくればいい」と指示したと弁護側は主張していました。
 こうした生い立ちを裁判員たちはどう判断したのか・・・
 「母親によって不遇な生活を強いられたものの、最終的には自ら殺害を決意した」
 「周りの人間が少年の生活環境を改善できなかったのは残念だが、事件の本質とは言えない」
 さいたま地裁は、無期懲役の求刑に対し懲役15年の判決を少年に言い渡しました。少年は判決後、コメントを発表しました。
 「自分みたいな存在を作っちゃ駄目だということをお伝えしたい」(少年のコメント)
 弁護側は「刑事罰を与える前提の教育を受けていないことを考慮すべき」として控訴しました。(25日17:19)http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2380944.html

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