広島地裁、少年に懲役10年 呉の女生徒殺害事件(2日)共同
広島県呉市で昨年6月、高等専修学校の女子生徒=当時(16)=を殺害、遺棄したとして、強盗殺人罪などに問われた少年(18)の裁判員裁判で、広島地裁は2日、求刑通り懲役10年の判決を言い渡した。
伊藤寿裁判長は、心神耗弱状態だったとして家裁への移送を求めた弁護側の主張について「善悪の判断能力が減退していたとは認められず、保護処分の選択は社会的に許されない。犯行は悪質だ」と指摘した。
少年は監禁と死体遺棄の罪を認め、首を絞めたことはないなどと強盗殺人罪を否認したが、伊藤裁判長は「被告の供述は信用できない」と判断した。
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