警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(28、29日単位・レベル)
そして戦いは続く…
【治安つぶやき】 今年は大きな暴力団に動きがあった。取締の厳しい福岡県の北九州市に根を張る暴力団工藤会が東京・台東区と千葉県松戸市に事務所を置いていることが分かった=産経新聞
福岡県警は平成22年4月に施行された暴力団排除条例により集中取締を進めたことなどで、その行方が懸念されていたが今年、関東への進出が確認されたというのだ。
県警は条例制定に加えて詐欺や強盗の刑法犯や、特別法犯の覚醒剤の使用などあらゆる法令を駆使し、22年で83人を検挙している。
あれから2年の今年12月、金塊約4キロを財布に隠して密輸しようとした指定暴力団山口組系幹部ら2人が逮捕されるなど、まだまだ衰えていない。
警察庁によると今年11月まで全国の警察が刑法・特別法犯で検挙した暴力団事件の件数は2万4669件。検挙人員は1万2335人。前年同期と比べて件数で4025件、人員で266人減っている。
罪種別で最も多いのは窃盗で1万4211件、2118人の検挙。次いで覚せい剤取締法違反で8127件、5612人。
このほかに詐欺が2610件の2137人。傷害が2146件の2506人となった。問題は、ほとんどの罪種で減少しているが、殺人が81件、検挙人員が119人で件数で7件、人員で10人も増えている。
今後は、暴力団から脱退を装い愚連隊になるなど〝隠れ技〟に注意が必要だ。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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