警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(17,18日単位・レベル)
火付盗賊改方
【治安つぶやき】 15日未明、鹿児島市で木造アパートが全焼し焼け跡から4人の遺体が見つかった火事は放火だった。鹿児島県警は16日、現住建造物等放火の疑いで同アパートに住む36歳の女を逮捕した。
空気が乾燥する時節-放火は江戸時代から火付盗賊改方という専門の取締役がある重罪だ。
今回の事件のように、住んでいる家屋に放火すれば「現住建造物放火(刑法108条)」で死刑、または無期、5年以上の懲役。
次ぎに人が住んでいない建物の場合で他人が所有の場合は刑法109条第1項の非現住建造物等放火罪に該当2年以上の懲役。自分が所有する建物に放火した場合は同第2項で6月以上7年以下の懲役。
このほか、建造物以外の車などへの放火で、その対象物が他人所用の場合は刑法110条1項の建造物等以外放火罪で1年以上10年以下の懲役。自己所有の物件の時は同2項で1年以下の懲役か10万円以下の罰金だ。
警察庁によると今年11月までの認知件数は1002件で前年に比べて27件の増加。検挙率は77.7%と比較的高く、前年比2.7ポイントアップしている。
大阪が165件で検挙率は55.4%。以下東京は85件の72.9%、埼玉が84件で90.5%、愛知が64件の79.7%、千葉が51件の54.9%などだが、高知が375%と前年に比べて-56.3ポイントと元気がないのが気になる。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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