証拠品をごみとして処分した2警官…事件未解決(12日)読売
千葉県警は12日、当て逃げ事件の証拠品を捨てたとして、館山署地域課の男性警部補(60)と同課に勤務していた男性巡査部長(31)を証拠隠滅容疑で千葉地検に書類送検し、警部補は戒告の懲戒処分、巡査部長は本部長注意とした。
県警監察官室の発表によると、館山署の同じ交番に勤務していた2人は、2013年2月に同県南房総市の市道で発生した当て逃げ事件で、逃走車が現場に残したとみられるドアミラーを証拠品として扱わず、ごみとして処分した疑い。警部補からの「証拠にならないから保管しておけ」などとの指示で、巡査部長はミラーを交番の自分のロッカーに入れたまま放置し、同年3月、松戸署に異動する際、自分の判断で捨てたという。
当て逃げ事件は未解決のままだという。
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