警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(6、7日単位・レベル)
儲かる話しには罠がある
【治安つぶやき】
「詐欺は騙すほうも騙されるほうも悪い」と言っていた時があった。しかし、今言うと「被害者感情的に許せない」と顰蹙を買うが、あえて言いたい。
「ダイヤを買えばさらに高値で売れる」と持ちかけられた83歳の男性が、なんと26回にわたり計2億900万円をゆうパックで送っていたという。しかも1社だけでなく2社にだ…。
振り込め詐欺もそうだが最近は「○○すると儲かる」という〝投資詐欺〟が目立っている。今月に入って北海道北見市の80代の女性が「食品会社の株を買うので名義を貸してほしい」と誘われた後で「名義貸しがばれた」と脅して9回にわたり2400万円を指定された住所に送金してしまった。
長野県飯田市の70代の女性がやはり名義貸しトラブルの解決金名目で現金6千万円をだまし取られた事件があったほか、先月末には、架空の太陽光発電会社の社債を購入すれば儲かると言い、59歳の男性から1500万円を騙しとった男が群馬県警に逮捕されている。
警察庁によるとこうした詐欺事件が今年10月まで3万4575件発生。前年同期に比べて3694件も増加している。これに対して検挙率は40.6%で同7.7ポイント減少した。
前年の平成25年の詐欺の認知件数は3万8326件で、24年より3648件も増加。同24年の認知件数は3万4678件同19件とここ数年増加している。
これに対して検挙率は今年が40.6%、25年が48.4%。24年が58.4%と年々減少している。
「声なきに聞き、形なきに見る」は警察の仕事だが、昔の人はよく言ったのは「楽して儲かる話しには罠がある」とね…
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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