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2014年11月 7日 (金)

警視庁管内体感治安レベル2

首都東京体感治安(7、8日単位・レベル)
護民官警察を忘れるな
【治安つぶやき】

2009_1228_222559212F1010430 7日朝の産経新聞社会面-振り込め詐欺の電話を受けた男性が、「だまされた振り」作戦に協力しようと埼玉県警の所轄署に電話した。ところが所轄署は「人手不足」を理由に断ったという記事がトップを飾った。
 今、全国の警察は振り込め詐欺を含めた特殊詐欺撲滅に必死になっている。そんな最中にこのような不祥事を起こすなんて、警察業務をなんと心得る。
 実は、この「だまされた振り」作戦。平成16年にどこの警察本部にも先駆けて警視庁でやろうとした。ところが、やはり所轄署が「受け取りに来た段階で電話してください」と断った。一方、相談者も「受け取りに来てからでは怖いので協力できません」と断ってきた。「おとり捜査的な捜査はできない」という考えがごく一部の警部補クラスの頭にあった。
 しかし、あの平成12年の警察改革で求められたのは「国民の立場になって仕事をする」だ。あれから14年-今、警察組織全体が「護民官警察」の基本を忘れてはいまいか? 国民の生命と財産を守るべきパブリックサーバントが「喉元過ぎれば熱さを忘れる」では困るのだ。もう一度、原点に返ってほしい。
 警察庁によると今年9月までの振り込め詐欺の認知件数は7751件で被害額は256億6809万2712円。対前年比で1282件、81億2644万2137円のそれぞれ増だ。ところが検挙件数は1609件で同234件の減少。検挙人員は963人と143人増えているのがせめてもの救いだ。全国の警察は「一生懸命にやっている」という姿勢を見せてほしい。
 首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。

【判定方式】

Nisshou4_5 刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であり、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦しました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100~80
レベル4 治安の悪化  ポイント 79~60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59~40
レベル2 治安悪化の兆し ポイント39~20
レベル1 平穏             ポイント 19以下

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