警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(30、1日単位・レベル)
財産を無駄にするな!
【治安つぶやき】
山谷えり子国家公安委員長と有村治子女性活躍担当相が警視庁を訪れ、「仕事と家庭の両立」などについて女性警察官と意見交換したという。座談会には20代から50代までの女性警察官10人が出席。女性の視点を反映させた警察業務の推進などがテーマになった。
国家公安委員会とは警察法で定められ第5条2項に「警察に関する制度の企画及び立案に関する」ことも所掌事務のひとつで、ひさし振りにまともな大臣に会えたような気がした。
日本に女性警察官は1万9800人いるが、それでも全警察官に締める割合は7.7%にすぎない。このため警察庁は全国の警察に女性警察官の採用を増やし幹部への積極登用を指示している。
警視庁はすでに昨年、女性警察官の登用拡大の実現に向けて、女性の幹部をリーダーとするプロジェクトチームを設置している。
警視庁勤務当時、自分と同じ職場の同僚に元女性警察官がいた。彼女は育児のため退職して、余裕ができたため職場復帰したのだが、警察官ではなく事務系だった。彼女は警察官が好きで好きで人一倍の愛情を持っていた。なのに戻れない。
「警察官は一朝一夕にしてなるものではない。税金を掛けて一人前に育てたひとつの財産。その職歴を何で生かされないのか」と疑問をもっている。
採用の増加や積極的な幹部登用など改善されるのは良いが、〝財産〟を無駄にすることのないようにするのが国家公安委員長の役目だ。これまでの委員長はなんだったのか?遅きに失する。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【判定方式】
刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であり、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦しました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100~80
レベル4 治安の悪化 ポイント 79~60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59~40
レベル2 治安悪化の兆し
ポイント39~20
レベル1 平穏 ポイント 19以下
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