警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(23、24日単位・レベル)
がんばれ!福岡県警
【治安つぶやき】
暴力団の壊滅作戦を展開中の福岡県警は指定暴力団の工藤会に対して4つの事務所に使用制限命令を出した。
理由は殺人事件や福岡市内の女性切りつけ事件などで同事務所が使われたと見られるからだ。福岡県警は同組の頭やナンバー2を逮捕するなどで壊滅に追い込もうとしており、警視庁は工藤会対策室を設置するなど全国の警察が工藤会壊滅に向けて作戦を展開している。
単に〝ぶっ潰す〟だけではない。福岡県警は離脱者に対してハローワークなどと連携し社会復帰支援を強化する方針を示すなど総合的に対処している。
事務所使用制限命令に対して同会幹部は「憲法で認められた結社の自由に反する警察のやり方には不満がある」などと話しているが事務所を失った組織はどうなるのか注目したい。
オウム真理教のような組織を解散に追い込むためには、警察だけでなく国税庁や国土交通省、厚労省など全省庁あげた〝兵糧攻め〟が必要だ。
警察庁によると今年10月まで全国での暴力団の検挙人員は1万0818人で前年同期に比べて164人も多くなっている。
取締には「地下に潜るのでは」と懸念する向きもあるが、福岡県警の支援方法などは評価されていいだろう。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【判定方式】
刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であり、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦しました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100~80
レベル4 治安の悪化 ポイント 79~60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59~40
レベル2 治安悪化の兆し
ポイント39~20
レベル1 平穏 ポイント 19以下
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